おいしいチョコレート
6月19日に33才になった。
33才って、なんだか、語呂がいいなぁ。
333才はもっといいけれど、
そこまでは、なかなかな無理だと思う。
むかし買った本が、
置かれている部屋の本棚を、
何気なくのぞいていたら、
柴田元幸さんの
『愛の見切り発車』という本の文庫本があった。
パラパラパラとベットに寝ころび読んでいると、
ポール・オースターのこんな言葉があった。
「答えを持っている人間というのは信用しないほうがいい」
***
「宗教とはなににか」
「現代における僧侶とは?」
そんなことを、聞かれる場面が増えてきた。
考えることは、面白いので、
ついつい、そのことがメイン・トピックのように、
感じてしまうことが多いけれど、
自分がしたいことは、
「おいしいチョコレートをつくるようなこと」
なんだと思う。
おいしいチョコレートとは何か?
という話を聞いて納得するよりも、
おいしいチョコレートを僕は食べたいな。