ありがたいことに、
本を出版して様々な取材の方とお話しする機会があった。
それぞれの、
メディアによって、
立場も性格も違うけれど、
同じなのは、
「人」と「人」が出会って、話し合う。
ということだ。
NHKでも東洋経済でもマガジンハウスでも、
読売新聞でも、テレビ愛媛でも、
そこにいらっしゃるのは、「人」だったなぁ。
そのことが、忘れて語られそうな時、
考えられそうな時、僕はその「人」を思い浮かべたい。
それで、回避できる「気持ち悪さ」もずいぶん多いんじゃないかな?
「鳩山さん」も「小沢さん」も「エリカさん」も人ですよね???
今週は、
その中でも印象的な取材がある予定だ。
それは「北海道新聞」の大型企画と
僕の出身高校の「放送部」。
なつかしい近くの人や、
想像も出来ない遠くに住む人たちに向かって、
『ボクは坊さん。』は、
僕以上の僕になって、誰かに会いに行ってくれる。
それは、本当にうれしいことだ。
***
ある会話を聴いて、
「社長業」や「代表業」「経営」
にすこし目が向いたような気がする。
お寺にとっても、
とても大事な話だ。
どこか避けてきた話題でも、
あるけれど、
僕がもっと力を込めて、
「経営」のようなものを見つめた時、
それがたぶん、
すこし「異形」の経営になりそうなので、
自分でもそれは興味があるかもしれない。
僕は自分が「わからないこと」を、
相手に決めてもらうことが多く、
それは僕の大切な方法論でもあるのだけど、
経営のある場面においては、
「僕もわからないけれど、こっちへ行くよ。
よろしくー」
と言う場面が大切になるような気がする。