東京でのこと
東京に滞在して、
『ボクは坊さん。』の書店さん巡りや、
メディアへのご紹介、
そして、
お世話になった糸井重里さんや寄藤文平さんに
ご挨拶をしてきました。
色々な方にお話をしたり、
聞かれたりすると、
あー自分はこんなことを考えていたんだなぁ。
と思うことが多いです。
そして、
自分は言葉を持って、
仏教を紹介したり、使ったりすることが本道の仕事だと思っていること。
それがはっきりしたことだけでも、
色々な人に出会って、本当に面白かったです。
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その中でも、
糸井さんと寄藤さんの空気感というのは、
やはり、本当にオリジナルで楽しかったです。
なんというか、
糸井さんの場合は、
まっさらさらの本音の部分でしか、
会話が成立しないので、
いつもとは違う次元で脳が踊り出すような感覚がありました。
寄藤さんは、
思っていたよりもずっと、
研究者的というか、
ひとつのことを、
しつこくポップに考えているような印象が強かったです。
その中でも、
「関係性」だけが人の間で立ち上がることは、
成立しにくい。(ミッセイ記憶)
のような話は何度も思い出すように思います。
ずっと一緒にまわってくださった、
三島邦弘さんの色々なお話を聞いていても、
本当に世の中には、
面白い人がたくさんいらっしゃるなぁ、と思います。
本当にみなさま、ありがとうございました!!
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そんな中でも、
相当、面白かったのは、
一緒に仕事をした、
「ミシマ社」の雰囲気かなぁ。
三島さん以外と、
じっくりお話しするのは初めてでしたが、
とにかくみんなイキイキとしていて、
仲間のことを考えている。
せっかくご縁を頂いて、
仕事をさせてもらったのだから、
彼らの姿から吸収したいものが多いし、
彼らにも今回の仕事をしてよかったと、
さらに思って欲しいと思いました。
たくさん届けたいです、この本を。