自分に助けられる
自分が書いたり、喋ったりすることに、
助けられることって意外とあると思うのだ。
僕は最近、
このサイトにある「山ラジオ」という、
ずっと前に収録した「音」のコーナーを、
聞き直していて、
「いろんな人がいるのだから、
楽観的にいってください」
という自分の声を聞いて、
「いやーそうだねー、オレ」
と思ったもん。
今回の『ボクは坊さん。』でも、
「ははは、おもろいな」
と読み返しながら(脳天気・・・)、
「あー、そーだねー、おれ!」
ということが、何度もあった。
人は、どんどん忘れていくし、
しっかりとつかんだと思っていた、
たしかな感触さえも、
そうであることがある。
自分に対して、正直な言葉を持つことは、
経験上、そんなに簡単なことではないけれど、
そういう言葉をつかまえ
留めてておけば、
後の自分を助けてくれることが、
けっこうあるのかもしれないね。