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ミッセイ・ノート

悲しき「絶好調、中畑清です!」

・『ボクは坊さん。』(ミシマ社)1月28日に発売予定!

・このサイトは明日、1月23日(ワンツースリーの日)正式オープン!!

・今日は毎日平日更新ミシマガジン『ボクは坊さん』が掲載。ミッセイがこの本の魅力を語ります。


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はじめて出版する本『ボクは坊さん』が、
アマゾンで予約可能になっていました。

いつも使う、
アマゾンで並んでいると、
なんだかグッと現実味がありますね。

ちかくの書店で買えなさそうな人は、
(注文はどこでも受け付けてくれるはずですが)

アマゾンもどうぞ、ご利用ください。

アマゾンの『ボクは坊さん』


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先日、
ケンドーカシンさんと千原ジュニアさんが、
フリートークをしている番組を見た。
(と書いてから気付いたのだけど、間違いだ。
 ケンドーコバヤシさんでした)


そこで、コバヤシさんは、

「”一発芸”芸人の苦しみ」

について語られていた。

どんな悲しい時も、

バッファロー吾郎の木村さんは、

「絶好調、中畑清です!」

と言わなければならないし、

彼女と別れそうな時でも、
小島よしおさんは、

「そんなの関係ねぇ」

と言わなければならない。つらいだろうなぁ。

と話されていた。

コバヤシさんによると、
木村さんは、
奥さんと離婚の話し合いをしている時期に、
これを振られて、

「絶好調、絶好調、絶好調、中畑清です!!」

と三連打しておられて、
コバヤシさんはグッと来たらしい。

この話を聞いていて、
僕は「コバヤシさん、いいなぁ。すごいなぁ」

と思った。

どうしても、
ネタで勝負の芸人は、

「一発芸のやつらは、ええよなぁ」

と自分を高みに置いてしまい、
他は楽をしている、
と思ってしまいがちだと思う。
(僕なんかはそうだと思う)

でも、
コバヤシさんの、

「あの人たちは大変やで」

の中に、
芸人としての凄味とスケールの大きさをみたなぁ。

そして、
その目線は芸人ケンドーコバヤシさんの、

「強み」のようなものであると思った。

参考にさせていただきたいなー。

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