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ミッセイ・ノート

円空と初刷り

先日、

愛媛県立美術館で
円空、木喰展に行ってきました。
(仏像)

学芸員の方が、
少し前に栄福寺の仏像の調査に来てくださった時に、

「次は円空なんですよー」

とおっしゃってたので、
楽しみにしていました。

うーっん。
よかったですよー。

今の僕は、円空のほうが好きでした。

難しい美術上のことは、
なにもわかりませんが、

なんだかワクワクします。
(ひどい感想だ)

坊さんなので、
合掌しながら、
観て回ったのですが、
そういう人はいないかったです。

僕は円空仏が好きですが、

年末にダウンタウンの浜田さんがやっている、
本物と超安物を見分けるテストのようなことを、
やられたとしたら、


「本物」の円空と、
おみやげ物の円空とが、
見分けられない気もします。

でも考えてみたら、
もちろんプロの人は見分けらるのでしょうけれど、

円空さんは、
「円空仏」というコンセプトを、
"発見した人”なのだから、それでもいいかもなー、
なんて思いながら寺に帰りました。

しかし、
大きな円空さん、素敵でした。

木喰さんは、
四国遍路を巡礼されていたのですね・・・。


***

昨日、創刊の日に、

『ボクは坊さん』の初刷りが届きました。
初めて手にする、「本」。

「ホントに本になったんだー」

とまだ、子供が生まれたのがうまく、
十分に消化できないような不思議な気分です。

未熟者ではありますが、
これが今の僕の「円空仏」です。

そして、これからが本番。
多くの人に届けたいと思っています。

***

・『ボクは坊さん。』(ミシマ社)1月28日に発売予定!

・毎日平日更新ミシマガジン『ボクは坊さん』が掲載。ミッセイがこの本の魅力を語ります。

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