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ミッセイ・ノート

非難と肯定(芸人と主婦)

今日は左官職人さんが来て、
お堂の渡り廊下の内装に「土佐漆喰」を、
塗ってくださっている。

クリーム色のような色で、
仕上がりが楽しみです。

***


最近ふと自分の仕事を考えて、
ある言葉を思い浮かべた。

「非難し過ぎず、
 肯定し過ぎず、
 
 自分なりのことを、
 ゆっくりでも動かしてる」


誰かの言葉というわけではなく、
自分がそうしたいと思っているのだ。

現状も他人も、自分のことも、

ついつい非難ばっかりになったり、

逆に、
現状に甘んじすぎたりすることが、

じつは、
色々なことの根本的な問題になっていることが多いと思ったのだ。

そして、
色々なことを考えることも大事だけど、

少しでも、

「僕もわからないけれど、こういう方法を試しています」

ということを、現在進行形で持つこと。

そういう風に行きたいと思っている。

***

今回の『ボクは坊さん。』の取材を通して特に印象的だったこと。

「新聞」を本当に多くの人が読んでいること。

そして、
「週刊文春」で笑い飯さんの哲夫さんが書評を書いてくださったり、
とある主婦の方が献立に悩んだ時に読むような雑誌が、
来月の取材をオファーしてくださったりして、

うまく言えないけれど、

「そういう風な仕事」

をこれからもしたいと思った。

芸人さんや主婦の方が、

「なんか難しいそうだけれど、
 ミッセイさんが書くものだったら、
 ちょっとわかるかも、おもしろいかも」

なんて思ってもらえたら、
本当に最高だな。


***

さぁ、今から大きなトウバを常楽会に向けて、
本堂で書きます。

やったるで。


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