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ミッセイ・ノート

納経所一時閉鎖のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大における
納経所一時閉鎖のお知らせ
(四国八十八ヶ所霊場第五十七番札栄福寺)
4月20日(日)〜<再開時期未定>

 新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。栄福寺として「なにができるか」考えた結果、また「非常事態宣言」が全国に拡大されたことをうけ、<外出の自粛>と<感染者が多い都市部から地方へ人の流れが生まれるようなことは絶対に避けなければならない>という要請が出されている中で、納経所の当面の閉鎖を決断しました。四国八十八ヶ所霊場会からも5月6日まで参拝の自粛を公式にお願い申し上げています。
http://www.88shikokuhenro.jp/news/korona-kannsenntaisaku/

 今、コロナウイルスの感染者、死亡者を少しでも減らすためには「ウイルスの動きを少しでも止めること」が必要だと言われています。そして、このウイルスは<無症状の感染者>が少なくはない指摘がされています。自身が<無症状の感染者>となっている可能性を在住の地域によらず、考えての行動をお願い申し上げたいと思います。

 もちろん私自身を含めて、今後感染をする可能性が全員にあります。どうか感染された方々、医療関係者のみなさん、亡くなった方々、その家族友人、感染の多い地域・国の皆さんへ心を寄せて、慈悲の心を持ち、言葉を発し、行動をすることを、仏教の寺院として、こちらも伏してお願い申し上げます。

 高齢のお遍路さん、長い期間の歩き遍路さん、海外からの巡拝、特別な事情のある方がおられること、承知しています。しかし医療体制も「まったなし」であり、新たな感染者を増やさないことを今、この状況では考えたいと判断しました。

 私自身も、遍路から大きな功徳を頂いている「お遍路さん」のひとりです。ですので納経所を閉鎖することは、苦渋の決断でありました。しかし私たちなりに熟考した結果であることをどうかご理解ください。
 なお、現在の四国八十八ヶ所の納経所閉鎖寺院、閉山寺院の情報、予定時期は四国八十八ヶ所霊場会のホームページにも記載されています。

府頭山 栄福寺 住職 白川密成

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